インフルエンザ予防と対策

育児

前回は「生後半年の子のインフルエンザの症状例」をお話したので、
今回は下記2点についてお話していきます。

  • ワクチンや適切な接種時期
  • 看病と予防
※この記事は2025年1月時点の情報をもとに作成しています。また、インフルエンザワクチンの接種については賛否両論あると思いますので、ご自身の判断の元接種の検討をお願いします。

 

インフルエンザワクチンの適切な接種時期

効果

まず前提として、インフルエンザワクチンの効果についてです。
効果については、以下の通り厚生労働省のホームページには以下のように記載されていました。

感染を完全に阻止する効果はありませんが、発病を一定程度に予防することや、
発病後の重症化や死亡を予防することに関して、一定の効果がある
【引用元】厚生労働省ホームページ インフルエンザワクチン(季節性)

そのため、ワクチンを接種してもインフルエンザに罹ることはあります。
ですが、「重症化や死亡を予防することに関して一定の効果がある」ため、
まだまだ小さくて体力のない赤ちゃんが罹患した際に、
ワクチンを接種していない場合よりも症状を楽にさせてあげることはできますね。

上記の効果を期待して接種することになります。

 

適切な摂取時期

さて、適切な摂取時期ですが、これについても厚生労働省のホームページに記載があり
12月中旬までにワクチン接種を終えることが望ましい」とされています。

【Q11】インフルエンザワクチンの接種はいつ頃受けるのがよいですか?
日本では、インフルエンザは例年12月~4月頃に流行し、例年1月末~3月上旬に流行のピークを迎えますので、12月中旬までにワクチン接種を終えることが望ましいと考えられます。
【引用元】厚生労働省ホームページ インフルエンザワクチン(季節性)

ここで少し話がずれますが、大人と子どもでワクチンを接種する条件が異なります。
大人は1回の接種で済みますが、子どもは2回接種する必要があります。

<子どもがインフルエンザワクチンを摂取する際の条件>

  • 摂取可能な年齢は生後6カ月目以降
  • 生後6カ月~13歳未満はワクチンを2回接種
  • 1回目と2回目の接種では2~4週間開ける(可能であれば4週間)

上記の接種推奨時期と条件を踏まえると、「12月中旬に1回目を、1月上~中旬で2回目を摂取すれば、ピーク開始の1月末までには免疫を獲得できる」という考え方なのだと思います。

ですが、既に12月からインフルエンザは流行し始めているので、
個人的には12月中旬の接種は遅く感じました。
可能であれば10~11月中に全2回の接種を終えて、
インフルエンザが流行し始める12月には免疫を獲得しておきたいですね。

 

数年前、息子にインフルエンザのワクチン接種させてあげよう病院に行ったのですが、その時はインフルエンザが流行っているピークのタイミングでした。しかも、子どもは2回接種する必要があると知ったのはその時でした。
後日、2回目の接種を予約しようとしたところ、ワクチンが欠品状態で出回っていないという理由で2回目を接種できずに終わったことがあります。
こういうこともあるので、できるだけ早く接種するのが良いかと思います。

また、ワクチン費用についてですが、私が住んでいるところでは一部助成が開始していました。
皆さんが住んでいる地域でも助成をしている可能性があるので、
まずはお住いの地域のホームページなどを確認してみてくださいね。

 

 

看病と予防

息子が熱を発症した時に、我が家では下記のような一般的な対策をすぐに実行しました。

  1. 家の中でもマスクをつけて過ごす
  2. 罹患者と罹患者以外で、生活スペース・タオルや食器を分ける
  3. 罹患者と罹患者以外で、ご飯を食べる場所や時間を分ける
  4. 部屋を加湿し、定期的に換気もする

上記のうち、特に1,2番目は「できる範囲で」の対応となりました。

4歳がマスクをつけっぱなしにするのは難しいですし、0歳はもちろんマスクをつけません。
せめて大人だけでもマスクをしっかり着用しようと思ったのですが、
0歳の娘は大人のマスクと取りたがるうえに(顔が見たいのか、マスクが気になるのか…)
目の前でくしゃみをしたり、よだれの着いた手で顔を触ってきたりします。。
加えて、4歳の息子は生活スペースを分けることなんてできず、家の中を動き回ります。

特に乳児の看病する人がインフルエンザを予防するのは、本当に難しいと実感しました。。
ですが、それでも子どもは風邪をひくので、
今後は下記の予防・看病も実施していこうと思っています。

 

【予防】紅茶を飲む

今回、自分が初めて罹患したことで、インフルエンザについて真面目に調べみて初めて
「紅茶はインフルエンザウイルスを無力化する能力が高い」ということを知りました。

【三井農林研究プロジェクト紅茶のインフルエンザウイルス感染阻止力の研究について】
インフルエンザ対策によいとされている飲み物や食品成分について、インフルエンザウイルスを無力化(細胞への感染を阻止)する能力を比較してみました。その結果、紅茶はインフルエンザウイルスを無力化する能力が高いことが分かりました。一方、インフルエンザ対策として多く飲用されている生姜湯、乳酸菌飲料、ビタミンC飲料は無力化する能力が紅茶に比べ低いことが分かりました。
【引用元】三井農林研究プロジェクト 紅茶のインフルエンザウイルス感染阻止力の研究について

上記サイトを詳しく見ると、カフェインレスの紅茶でもOKだそうです。
また、紅茶でのうがいも効果あるとのこと。

それであれば、子どもと一緒に手軽に対策がとれそうですよね。
寒くなってくる秋~冬にかけて、子どもと一緒に紅茶を飲んで過ごそうと思います☺

 

【看病】「電動」鼻水吸引機を使う

今回の看病では子どもの鼻水を取るために、
「大人が間接的に口で吸うタイプの鼻水吸引機」を使ったが故に、
私もインフルエンザに罹ってしまったと思っています。。

インフルエンザに罹った状態での看病は本当に大変でした。
「電動」鼻水吸引機を購入して、看病する側も罹患しないよう対策するのが最善だと思います。

 

電動鼻水吸引機はこちらの商品がお勧めです。
メリットは強度が調整できるので、0カ月からでも利用しやすいこと。
デメリット本体は重めなので持ち運びはできないことです。

 

持ち運びを重視する方はこちらがお勧め。
メリットは持ち運びできることと、お手軽価格であること。
デメリットは据え置き型より吸引の力が弱まってしまう点です。

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ちなみに、子どもは鼻水吸引を嫌がるとよく聞きます。うちの子も苦手です。
そのため、吸引するのは可哀そうな気はするのですが、
鼻水をほおっておくと中耳炎にもなりやすくなるので後が大変です。

これから子どもを育てる方、まだ子供が小さい方は、
できるだけ健康に暮らすために、是非前向きに購入をご検討くださいね☺

 

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